みなさんこんにちは!
ねこ写真部のニャンコッコ部長です。
前回、ねこと距離を縮める方法をご紹介しました。
どうでしょう?チャレンジしてもらえたでしょうか。
わたしは相変わらず野良ねこがいると、この方法でお近づきになろうと日々頑張っています。
さて、今日は、ねこの写真をとる前に気をつけるポイントです。
ひとつめ。「フラッシュはダメ!ぜったい!」
なぜかというと。
ねこの目をじーっと観察してみると、黒目が線のように細くなっている時と、まん丸に大きくなっている時があります。
これは、黒目=瞳孔を大きくしたり、小さく(細く)したりしながら、外から目に入る光を自動で調節しているのです。
ねこは、人間だと真っ暗で動けないような場所でも、ほんの少しの明かりでガンガンうごけます。夜行性ですからね。夜は運動会を始める子たちもいます。
ここまでの説明でお分かりのように、ねこは暗いところが得意な動物!強い光は苦手な身体の構造なのです。
フラッシュのような強い光はねこの身体にも良くありませんが、ねこは警戒心が強い動物なのでビックリしてしまって可哀想です。
便利なフラッシュですが、ニャンコッコ部長のねこ写真部は控える方向でまいりましょう。
ふたつめ。「カメラへの警戒心をとく!」
人になれたとしても、今度はカメラを怖がる場合があります。
人間だって、カメラがどんな物かをまったく知らなかったら、なんだかゴツい硬そうな物を構えてている人にたいして、なにされるんだ!?と不安になります。
せっかく心を開いてくれたのに、カメラを出して向けたとたん、また不信感が…。
なんていうのは非常に悲しい。
なので、警戒心をとるための工夫をしてみましょう。
まず、スマートフォンでもコンデジでも、カメラのシャッター音をオフにできる場合は、オフにしましょう。
こうすることで、ねこに話しかけ、涼し気な素振りをしながら、こっそりシャッターを押すことができます。
これだけでもだいぶ違います。
また、ねこは相手をすごく良くみています。
なので、撮る側の気持ちがすぐ伝わります。
「撮るぞ撮るぞー!」
と息巻いたり、
「ぜったい良いショットを一発でとってやる・・・」
なんて緊張感たっぷりにカメラを取り出すと、一気に「こいつ怪しい」と警戒されます。
あくまで平常心。
一息ついて、自分をいつもどおりのモードにして撮ることも大事です。
家で飼っている気心しれたねこや、仲良しの野良猫であれば、
こちらが息巻いていたとしても、
「あー、コイツまた興奮してるよ」
と温かく見守って撮らせてくれることでしょう。