キャットハウスのミトレル

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ねこ写真部

2016.01.25

【第二回】ねこを撮る前に気をつける2つのポイント。

みなさんこんにちは!

ねこ写真部のニャンコッコ部長です。

前回ねこと距離を縮める方法をご紹介しました。

どうでしょう?チャレンジしてもらえたでしょうか。

わたしは相変わらず野良ねこがいると、この方法でお近づきになろうと日々頑張っています。

さて、今日は、ねこの写真をとる前に気をつけるポイントです。

ひとつめ。「フラッシュはダメ!ぜったい!」

なぜかというと。

ねこの目をじーっと観察してみると、黒目が線のように細くなっている時と、まん丸に大きくなっている時があります。

02_ねこ写真部B

これは、黒目=瞳孔を大きくしたり、小さく(細く)したりしながら、外から目に入る光を自動で調節しているのです。

ねこは、人間だと真っ暗で動けないような場所でも、ほんの少しの明かりでガンガンうごけます。夜行性ですからね。夜は運動会を始める子たちもいます。

ここまでの説明でお分かりのように、ねこは暗いところが得意な動物!強い光は苦手な身体の構造なのです。

フラッシュのような強い光はねこの身体にも良くありませんが、ねこは警戒心が強い動物なのでビックリしてしまって可哀想です。

便利なフラッシュですが、ニャンコッコ部長のねこ写真部は控える方向でまいりましょう。

 

ふたつめ。「カメラへの警戒心をとく!」

人になれたとしても、今度はカメラを怖がる場合があります。

人間だって、カメラがどんな物かをまったく知らなかったら、なんだかゴツい硬そうな物を構えてている人にたいして、なにされるんだ!?と不安になります。

せっかく心を開いてくれたのに、カメラを出して向けたとたん、また不信感が…。

なんていうのは非常に悲しい。

なので、警戒心をとるための工夫をしてみましょう。

まず、スマートフォンでもコンデジでも、カメラのシャッター音をオフにできる場合は、オフにしましょう。

02_ねこ写真部A

こうすることで、ねこに話しかけ、涼し気な素振りをしながら、こっそりシャッターを押すことができます

これだけでもだいぶ違います。

また、ねこは相手をすごく良くみています。

なので、撮る側の気持ちがすぐ伝わります。

「撮るぞ撮るぞー!」

と息巻いたり、

「ぜったい良いショットを一発でとってやる・・・」

なんて緊張感たっぷりにカメラを取り出すと、一気に「こいつ怪しい」と警戒されます。

あくまで平常心。

一息ついて、自分をいつもどおりのモードにして撮ることも大事です。

家で飼っている気心しれたねこや、仲良しの野良猫であれば、

こちらが息巻いていたとしても、

「あー、コイツまた興奮してるよ」

と温かく見守って撮らせてくれることでしょう。

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